おすすめ映画紹介【バレンタインデー編】

映画
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大切な人と一緒に観るもよし、ひとりでチョコレートを食べながら観るもよし。
バレンタインデーにぴったりの映画を紹介します。

甘いお菓子と愛憎劇【アマデウス】

基本情報

原題Amadeus
公開年1984年
上映時間161分(オリジナル)
180分(ディレクターズカット)
監督Miloš Forman
出演F. Murray Abraham, Tom Hulce, Elizabeth Berridge など

あらすじ

1823年のウィーン。ある老人が自殺を図り、精神病院に運ばれた。名の知れた作曲家であったという彼は、翌日面会に来た神父に「私がモーツァルトを殺した」と告白し、モーツァルトとの出会いを語り始める。

みどころ

モーツァルトの半生と謎の死を、同じ時代を生きた宮廷音楽家サリエリの視点から描いた作品です。

神に身をささげて努力の末に皇帝に雇われたサリエリと、下品でお調子者でありながらも無二の才能を持つモーツァルト。
秀才と天才の間の愛憎ともいえる複雑な関係性がとても面白いです。

ストーリーとはあまり関係ないですが、サリエリが甘いものに目がないという設定のようで、度々お菓子が登場します。
見た目もかわいらしくて美味しそうなものばかりです!

音楽、衣装、美術がどれも豪華で、主演ふたりの渾身の演技も素晴らしく、アカデミー賞も受賞した歴史に残る名作です。
その一方で、笑えるシーンもたくさんあり、敷居は全然高くないのでぜひ観てみてください。

大切な家族と特別なチョコ【チャーリーとチョコレート工場】

基本情報

原題Charlie and the Chocolate Factory
公開年2005年
上映時間115分
監督Tim Burton
出演Johnny Depp, Freddie Highmore, David Kelly, Helena Bonham Carter, Noah Taylor, Deep Roy, Christopher Lee など

あらすじ

貧しくも温かい家族に囲まれて暮らす、心優しい少年チャーリー。ある日、近所の謎めいたチョコレート工場の主が、子どもたちを工場見学に招くと発表する。幸運にも見学チケットを当てたチャーリーは、他の4人の子どもとともに工場へ足を踏み入れるのだが、そこには奇妙な世界が広がっていた。

みどころ

チョコレートの川を進む船、不思議な試作品でいっぱいの発明室、縦横無尽に動くガラスのエレベーター…
そして、ジョニー・デップが演じる工場長ウィリー・ウォンカの風変わりな魅力。
こんなアトラクションがあったら最高だと思うんですけどね。どこかに作ってほしいです。

子供向けの楽しいファンタジーだと思っていると、悪い子がお仕置きされて次々と脱落していくというちょっとブラックな展開になっていきます。

しかし最後には、家族を愛するチャーリーとひとりで生きてきたウォンカさんが、それぞれ大切なものを手に入れるという心温まるお話です。

かりそめの夫婦とホットチョコレート【バッファロー’66】

基本情報

原題Buffalo ’66
公開年1998年
上映時間110分
監督Vincent Gallo
出演Vincent Gallo, Christina Ricci, Ben Gazzara, Anjelica Huston など

あらすじ

刑務所から出所した男性ビリー。親に「仕事で遠くに行っていた。女房を連れて帰る」と嘘をついてしまった彼は、偶然出会った若い女性を強引に連れて実家へ向かう。

みどころ

主人公のビリーは、寒空の下トイレを探し回り、奪った車はマニュアル車で運転できず、ずーっと文句と言い訳を言っている情緒不安定で情けない男。
しかし、スタイリッシュで独特な演出と合わさり、不思議な魅力をもつ作品になっています。

水色のワンピースとメイクがセクシーで可愛らしい女性レイラ。
彼女の背景が謎で、用が済んだのになんだかんだでずっとついてきます。
男性から見た理想の女性像…ともいえるでしょうか。

過去に囚われるより、目の前にある幸せを大切に。
観終わったらそんな気持ちになれる作品です。

お付き合いいただきありがとうございました。
今後も良い作品にめぐりあえたらその都度紹介していきたいと思います。

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